水彩色鉛筆ですが、文字通り水で溶ける色鉛筆です。
描き方は普通の色鉛筆と同じですが、そのあとに水筆を使う事で、色鉛筆だけでは表現できない味わいが楽しめます。
水彩鉛筆を使うと大人の塗り絵が格段にレベルアップします。
水彩色鉛筆の基本的な塗り方、水筆の使い方を画像付きで解説します。
水筆ペンは水彩色鉛筆を使う時におすすめ!
水彩色鉛筆は大人の塗り絵のステップアップには欠かせないアイテムです。
おすすめは「ステッドラー 水彩色鉛筆 36色」あたりがいいでしょう。
使い方は水彩色鉛筆で塗ってから、その後に水を含ませて色を伸ばします。
昔は水彩絵の具用の筆を持ちだして水を用意して…とやっておりましたが、最近はいいものが出ていまして「水筆ペン」というスグレモノがあります。
通常インクがはいっているところに水が入るようになっているので、直接この筆で水彩色鉛筆で塗った所を伸ばしていくことができます。
水彩色鉛筆の使い方は、みなさん好みのやり方があるようですが、初心者の方は特にこの方法がおすすめです。
別の筆に水を含ませて伸ばすよりも、手間もかからず簡単です。
おすすめの水筆は、この中から選べばまず失敗がありません。
水彩色鉛筆の基本的な塗り方使い方
水彩色鉛筆は普通の色鉛筆と同じように、まず普通に塗ります。
そして水筆で伸ばすと、このような水彩画のような絵になります。
水筆ペンは、立てて塗ると水で伸ばしても線が残って見栄えが良くありません。
それよりも、寝かせて優しく塗ったほうがうまく水で溶かせます。
それよりも、寝かせて優しく塗ったほうがうまく水で溶かせます。
同じ水彩色鉛筆で右が水で溶かす前、左が溶かした後です。
注意点は、
重ねて塗る場合は、前の色が乾いてから塗ることです。
湿ったまま塗ると、うまく色が乗らないので綺麗にぬれません。
重ねて塗る場合は、前の色が乾いてから塗ることです。
湿ったまま塗ると、うまく色が乗らないので綺麗にぬれません。
このように、水彩色鉛筆は普通の色鉛筆とは表現力が違います。
うまく組み合わせる事で、さらに味のある表現が出来るようになります。
ちなみに下の絵はいろいろな画材や手法を使って描かれています。
・花びら、葉っぱなどの柔らかいところは横に倒して塗るか削って綿棒で伸ばす。
・葉っぱの葉脈や形をはっきりさせたいところ、細かい所などは色鉛筆を立てて。
・周りは削って綿棒で伸ばして色のグラデーションを。
・葉っぱの葉脈や形をはっきりさせたいところ、細かい所などは色鉛筆を立てて。
・周りは削って綿棒で伸ばして色のグラデーションを。
こんなテクニックを多用できるようになると、大人の塗り絵から一気にステップアップしていけます。
特に水彩画のテクニックがマスターできると、かなり表現の幅が広がり、ますます絵を描くことが楽しくなりますよ。