最後は水彩絵の具です。
…といっても、学校時代に使ったチューブに入ったものではなく固形絵の具です。
大人の塗り絵におすすめな水彩絵の具
これはモロカラーというイタリアの会社のものですが、メジャーな会社のものも出ているのでネットで探すとたくさん出てくると思います。
100円ショップでも見かけました(笑)
ただ試してみる分にはいいかと思いますが、作りが脆かったりしますので注意は必要だと思います。
このタイプの良い所は、いちいち絵の具のチューブを出してくることがないので、用意するのも手軽で、持ち運びも便利です。
写真のようなパレットと筆とセットになっているものだと、すぐに使えるのでいいかと思います。
大人の塗り絵初心者の方には、チューブタイプの絵具よりもおすすめです。
不透明水彩のようにべっとりと濃く塗るのはむいていませんが、塗り絵などは向いていると思います。
固形絵の具というのは、そのまま絵の具が固まっているものです。
筆に水をつけ、固形絵の具の表面を撫でると少しずつ絵の具が溶け出して、水彩画のような透明感のある塗り方ができます。
絵の具の方に他の色がついてしまうので、ほか色に移るときには筆先を洗いながら。
水彩ペンの時も書きましたが、最初に紙に水を塗っておき、絵の具のいろを乗せてやるとうまくぼかせます。
決まった色の固形絵の具しかセットはされていませんが、絵の具と一緒ですので、混色も可能です。
おすすめの固形水彩絵具はこの中から選びましょう。
水彩絵の具の混色
白+赤でピンク
白+青で水色
黄色+赤でオレンジ
黄色+青で緑
青+赤で紫
白+青で水色
黄色+赤でオレンジ
黄色+青で緑
青+赤で紫
などが混色の基本になります。
これを利用して赤→オレンジ→黄色と色の移り変わりを表現できます。
水彩絵の具、基本の塗り方・描き方
薄い色を塗って濃い色を重ねて塗るほうがやりやすいと思います。
重なっている花びらの奥の部分や影の部分を濃くして立体感や奥行きを出していきます。
上から色を足すこともある程度可能なのでグラデーションも簡単だと思います。
完成は、このような感じになります。