色鉛筆画が上手に描ける方法!

大人の塗り絵 色の選び方!綺麗に塗れる配色のコツを曼荼羅(マンダラ)の塗り方で解説!

色の塗り方基礎編

大人の塗り絵をキレイに塗るには「配色」の知識があると格段に上手くなります。

どうやって色を選べばいいか?配色のコツは?
今回は、誰でもきれいに塗れる配色のコツ、3つを画像付きで解説します。

曼荼羅(マンダラ)を使うと塗り方がわかりやすいと思います。

ぜひマスターしてください。
大人の塗り絵初心者さんは必見です。

 

大人の塗り絵 色選び配色のコツ

いざ塗り絵を目の前にすると、どんな色で塗ったらいいのかわからないと悩む方も多いでしょう。

色選び、配色の基本となるのが、「色相環」です。

色相環とは、色をグラデーションになるように円環にして並べたものです。
(赤→オレンジ→黄色→黄緑→緑・・・と並び、最終的に赤に戻ってきます)

色相環

この色の配置の関係をよく覚えていてください。

それでは、この色相環と形が似ている曼荼羅(マンダラ)で実際に説明していきましょう。

 

大人の塗り絵 曼荼羅(マンダラ)とは?

曼荼羅(マンダラ)

マンダラとは中心に核があり、外側へと上下左右、対象に広がっていくデザインのことをいいます。

マンダラの塗り絵は、集中力を高めリラックス効果が期待できることで、塗り絵ブームに火を付けました。

たくさんの曼荼羅(マンダラ)塗り絵ブックが発売されています。

 
マンダラは植物や動物のように実在するモチーフがあるわけではありません。

そのため、人それぞれ塗る色によって、オリジナリティあふれる作品をつくりあげることができます。

 
次から、誰でもきれいに塗れる配色のコツ3つを画像付きで解説していきます。

同じデザインの曼荼羅でも、配色しだいでイメージがまったく変わりますよ。

 

大人の塗り絵 配色のコツ① 同系色でまとめる

まずは同系色でまとめる方法です。

同系色とは、この色相環で隣りにある色、近くに位置する色のことをいいます。

色相環

 
同系色で塗ると、全体的に落ち着きがあり、洗練された印象になります。

同系色

 

大人の塗り絵 配色のコツ② 補色を使う

次に補色を使う方法です。

補色とは、色相環で反対に位置する色のことをいいます。
例えば、赤なら緑、青ならオレンジ、黄色なら紫が補色の関係になります。

色相環

 
補色を使うとダイナミックでカジュアルな印象になります。

また、補色を使うことによって主役の色を際立たせることができます。

補色
補色

 

大人の塗り絵 配色のコツ③ 身の周りの色を参考にする

最後に身の周りの色を参考にする方法です。

身の周りにある色を、塗り絵に活かすのもひとつのテクニックです。

オシャレな建造物、夕焼け空、化粧品のポスターなど、参考にするものはなんでも構いません。

直感的に美しいと感じた配色は、どんどん塗り絵に取り入れてみましょう。

例えば、これは日本の伝統衣装である「着物」からインスピレーションを受けて、配色を決めてみたものです。

和柄

 
同じデザインのマンダラでも、違う配色で塗るとまったく違う印象になるのが、お分かりいただけたかと思います。

配色に迷ったら、まずこの「色相環」を思い出してください。

 
私たちの身の回りにはたくさんの色であふれています。

生活をするなかで、常に身の周りにある色にアンテナを張り、気に入った配色は自分のなかにストックしておくといいですね。

ぜひ自分だけのオリジナリティ溢れるマンダラ塗り絵を楽しんでみてください。