今回は色鉛筆と水彩絵具で、葉っぱを塗り描くやり方を画像付きで解説します。
初心者の方は、色鉛筆だけでも描くことが出来ますが、水彩絵具も使うとよりリアルな葉っぱを表現できます。
葉っぱの塗り描き方、色の付け方や葉脈の表現方法についてです。
葉っぱの色の基本は黄色
新緑の葉っぱから、紅葉の赤い葉っぱまで葉っぱにも色々が色があります。
色の感じとしては黄色を基準として、青っぽくなれば夏の葉っぱ。
赤っぽくなれば秋の紅葉の葉っぱという感じですね。
どの季節の葉っぱにするか決まったら、色鉛筆や絵の具で塗っていくことになります。
最初は薄く、徐々に濃く重ねていきます。
一色だけだとのっぺりとした塗りになりますので、他の色も入れながら塗っていきます。
紅葉だと黄色で下地を塗ったあとに赤やオレンジで葉脈の流れを意識しながら塗っていきます。
絵の具で多めの水で色を溶いて、黄色とオレンジも多めの水で混ぜていきます。
少し乾いたら赤い色で濃い部分を塗ります。
乾く前に色をのせると、ぼかす感じでうまく色を混ぜることができると思いますが、あまり色を乗せて混ぜすぎると汚くなってしまうので3色くらいまでがいいです。
暖色なら暖色系、寒色なら寒色系でまとめると混色しやすいですよ。
他の紙などで混色を試してみるのもアリです。
紙質にもよりますが、水を含ませると破れやすくなりますので、破れないように様子をみてくださいね。
色鉛筆と水彩絵具で葉っぱの葉脈を塗り描く方法
葉脈のデコボコがわかるように、暗いところには濃い色を重ねて塗っていきます。
絵の具が完全に乾けば、色鉛筆で重ね塗りが出来るので、葉脈などの細かいところは色鉛筆が塗りやすいと思います。
ちなみに黄色に緑を乗せると夏の新緑の葉っぱになります。
その場合は濃い部分は緑を入れるよりも、紺色や青系の色の方が際立つので、少しづつ入れてみると全体的に締まって見えます。
最後に白い絵の具で明るいところにホワイトをいれると完成です。
こんな感じに仕上がります。
色鉛筆だけでなく、水彩を取り入れるとよりリアルさが増しますね。
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