水彩色鉛筆での混色のやり方の基本と具体例を画像付きで解説します。
混色がマスターできれば大人の塗り絵は格段にレベルアップします。
いろいろと組み合わせてチャレンジしてみましょう。
水彩色鉛筆の混色の基本
一色で同じ調子、筆圧で塗っていると、イマイチ物足りずぱっとしません。
色鉛筆で他の色を入れていこうと思います。
(一色でもうまく魅力的に魅せる方もいらっしゃいますが)
水彩色鉛筆でいくとこんな感じです。
黄色(薄い色)に赤(濃い色)を乗せて水で溶いていきます。
濃い色の方を少し控えめにしたほうが綺麗に混ぜられると思います。
基本は薄い色が先です。
下は混色の色の組み合わせの例です。
私は黄色が合わせやすいのでよくやります。
青+黄色で緑
緑+黄色で黄緑
赤+黄色でオレンジ
水色+濃い青で、同じ色の中でも綺麗にできます。
水彩色鉛筆の混色の見本例
例えば葉っぱだと、緑だけでなく黄色や青も少しずつ調子を見ながら塗っていきます。
広いところは色鉛筆の芯を削ったものを、指や綿棒などで擦り付けてあまりムラがでないように塗る方法もあります。
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粉状だと混色させるのも自然な感じでできるので、私もよくやります。
色についてはひとそれぞれです。
本物通りにしなくても、自分の好きな色でも全く構わないと思います。
しかし、塗る色に迷った時は、本物のモチーフを見てみるとインスピレーションがわくかもしれません。
色はこうしなきゃいけないという決まりは、大人の塗り絵を含むアートにはまったくありませんからね。
水彩色鉛筆のおすすめは
「ステッドラー 水彩色鉛筆 36色」あたりがいいでしょう。
特に水彩画のテクニックがマスターできると、かなり表現の幅が広がり、ますます絵を描くことが楽しくなりますよ。